テイルズオブベルセリアとは?
テイルズオブベルセリアはバンダイナムコエンターテインメントから発売されたロールプレイングゲームです。
今作は『テイルズ オブ』シリーズのマザーシップタイトル(本編、ナンバリングタイトル)の第16作目です。
テイルズシリーズにはそれぞれ固有ジャンル名というものがあり、今作は「君が君らしく生きるためのRPG」です。
今作は、前作「テイルズオブゼスティリア」の1000年前の話であり、ゼスティリアの話に繋がるお話になっています。
内容について
・ストーリーについて
さっくりとストーリーについて説明すると、信頼していた人に裏切られ、大切な家族奪われた少女「ベルベット・クラウ」の復讐の物語となっています。
復讐のための旅の途中で、それぞれの思惑や利害の一致から共に旅をすることになる仲間と出会い、世界の謎に迫り、成長していく過程が描かれています。
先ほどにも述べたように今作は前作の1000年前の話であり、前作をプレイしている人には「おっ、これはあの(あいつの)事か!」と思う瞬間が多数あります。
しかし、前作をプレイしていない人にもしっかり楽しめるように作られています。私も前作をプレイしていませんがしっかり楽しめました。
・キャラクター
メインキャラクター(操作可能キャラ)は、主人公を含めて6人います。
男女の3人づつで、時には喧嘩する仲の者がいたり、見守る立場や兄貴分的な者がいたりとキャラがしっかりと立っているのが印象的でした。
個人的には、兄貴分的なキャラでありライバル関係のような二人、ロクロウとアイゼンの「コイツには負けない」というような掛け合いがお気に入りです。
勿論メインキャラクターだけでなく、敵キャラや操作はできない味方キャラもしっかり作り込まれていたと感じました。
敵キャラではシグレ・ランゲツが、味方キャラではバン・アイフリードとザビーダがお気に入りです。
メインキャラクター以外にも良いキャラクターがたくさんいるのはとてもよかったです。
あ、もちろん言わずもがなですが、主人公のベルベットもお気に入りですよ!(笑)
・スキル
スキルとは、キャラクターのステータスをアップしたり攻撃に追加効果を発動したりする効果のことです。
スキル効果には様々な種類があり、種類も4種類あります。
それはマスタースキル、強化ボーナス、ランダムスキル、称号スキルです。
その中でもマスタースキルは需要です。
マスタースキルは一つの種類の武器に一つあります。
そして武器には熟練度というものがあり、その値がMAXになると、違う武器に変更しても熟練度がMAXになった武器のスキルが発動するのです。
つまり、たくさんある武器の熟練度を片っ端からMAXにしていくと、それだけキャラクターが強くなるということです。
これをすることで、戦闘をより有利かつ爽快にそして楽しく進めることができます。
・チャットシステム
テイルズシリーズと言えばこれ!といったもので、キャラクター達の掛け合いが見られるシステムです。
チャット(またはスキット)は、フェイスチャットとスクリーンチャットの2種類があります。
その中でも今作は「ヴァリアブルカットインチャット」と呼ばれるものを採用していて、スクリーンチャットの途中にカットインが入るというものです。
キャラクターの立ち絵を表示して会話を進めるものや、一枚の大きなイラストで会話を進めるものなどとてもたくさんのチャットが存在します。
シリアスなものからギャグ、ゲームの進行を手助けしてくれるものなど、チャットは本当にたくさんあるので見ていて飽きません。
どころかとても楽しいですよ!
・やり込み要素
やり込み要素には、キャラクターの見た目を変える衣装やアタッチメント(アクセサリーなど)といったアイテムを集めるものから、装備品の強化といったキャラクターを強化するものなどこちらもたくさんあります。
すべてをやり込むのは大変なものもあると思いますが、やってみると楽しかったり、中々手に入れられなかったものを手に入れた達成感などはとてもよいものです。
時間がある方ややり込み要素が好きな人は楽しめると思います。
まとめ
本作「テイルズオブベルセリア」、ストーリーは復讐から始まるということで少し重くダークなものです。
しかし、主人公は根っからの悪人ではなく、目的のためなら躊躇わないという意思をもっています。
結果回りの人々から悪人のように思われても構わない、という考えなわけです。
目的の為の旅の中で、どうするのがいいのか、これでいいのかを考え悩み成長していく良いお話でした。
結末は前作ゼスティリアに続くためか、「もう少しこうして欲しかった」という部分もありましたが、概ね満足いくものでした。
ストーリーだけでなく、テイルズシリーズの代名詞(?)のチャットや戦闘、アイテム集めといったやり込み要素などとても大ボリュームな作品になっていると思います。
とても楽しめました!
今回は以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございます。